初TEDx体験。高校生から学んだ”自覚するということ”
先日、三重大学で開催された、TEDxに初めて行ってきました。
オーストラリアでもこのイベント見かけたことあって行きたka
ったんだけど
英語、わかんねーだろうなあーと思って参加せず。
TEDとは
Technology, Entertainment, Designの略
広める価値のあるアイデアシェアしようぜって精神のもとで、
いろんな人が登壇するプレゼン大会みたいな感じ。
TEDxというのは、
TED組織からは独立していて、
多分誰でもこの名前と使ってトークショーを開催できる、、プログラ
のようなものかなー。
「TED」の名前があると便利なんでしょう
TEDで特徴的なのは
話し手が聴衆に話しかけるように話すこと。
そして、聴衆が笑ったり、感動すればスタンディングオベーション!といったふうに
とてもライブ感のある、白熱する雰囲気。
三重大のホールです。
私昔ここ来たことあります。中学の合唱コンクールで。
PARTICIPANT(参加者)の札です
【登壇者紹介①】杉山恭子さん
四日市高校 1 年生。9歳からサックスによる路上ライブを四日市を拠点に始め、中2でライブ 回数は 1000 回を越え、独、豪、香港、台湾でもstreet敢行。
演奏のジャンルは、ポップスから演歌まで多岐にわたる。
【登壇者紹介②】梶浦明日香さん
元々NHKアナウンサーであったが、取材で出会った中川忠峰氏に弟子入りし、根付職人となる。また、様々な伝統工芸を担う若手職人のグループ『常若』を結成したり、各地で展示会やワークショップを開くなど、新たな担い手の育成にも力を注ぐ。
【登壇者紹介③】菊地恵理子(タイガーモブ株式会社)
三重県四日市市出身。新卒で採用コンサルタントとして営業を担当し、2年目で海外インターン事業を始動。約600名の海外送り出し実績を経て、独立。現在も日本と海外間の動きを流動化させるために、海外バックパッカー営業等で世界中を飛び周っている。
【登壇者紹介④】川口 淳さん
三重大学工学研究科の教授。阪神淡路大震災での現地調査を機に、人の心構えを変えないと災害で真に命を救えないと気づく。現在、従前の防災対策の落とし穴や正しい防災対策の考え方について、三重県内外で講演やイベントのコーディネーターも精力的に務めている。
【登壇者紹介⑤】日高知咲さん
三重高校3年生。小学4年生からダンスを始め、高校ではダンス部に所属し、昨年夏には全国大会準優勝を果たした。
高校2年生の時の経験がきっかけで、『自分から人のために動く』ことの大切さを学び、人の役に立ちたいという夢の実現のために受験勉強をしている。
【登壇者紹介⑥】岡部大地さん
三重大学医学部を卒業。総合診療医を務めている。
具合が悪くなってから受診する患者さんたちを多く診療する中で、
若いうちから身体をケアする重要性に気づく。現在、法人を立ち上げてビジネスパーソンの健康環境作りを行っている。
高校生の日高知咲さんのトークがすごく良くって泣きそうになったな。
(ダメだしされながらめちゃくちゃ練習したらしい!)
彼女は、高2の時に環境について学ぶツアーに参加し、
環境問題の現実に衝撃を受ける。
本当はツアーで食べられる美味しいご飯が第一目的だったのに。
その土地の人は、「来てくれて、思いを分かち合ってくれてありがとう」と言ってくれたことに感動
↓
彼女はそのあともその環境に関する集まりなどに参加し
高校生の女の子が発言してるところをみてまた衝撃を受ける
「高校生がボランティアなどで活動できる場がない!大人が作ってください!」
↓
私もあんな風に発言できるようになりたい。
人から言われる「ありがとう」が大好き。
そんな活動ができるようになりたい。
そのためにつまらない受験勉強をしてでも大学に行きたい
具体的に何がしたいのかはよくわかんなかったけど
パッションが伝わってきてよかったです。
私たちは、いろんなことに関心を持ち、生きている。
例えば芸術とか、教育とかいろんなジャンルがあって それぞれが日々進化を続けている。
→これを”大陸”と例える
大陸への橋は、すでにかけられているんだけど、気づかない場合も多い。
橋に気づく
”自分がそのジャンルに興味を持っているということを自覚する”
(これが大切。行動の準備になる、)
↓
行動を起こす
本気でやりたいことを見定める
又は、やりたいことを人に言ってみる。
「自信を持って言えますか?」
橋を渡るのは、人目が気になって恥ずかしかったり、あるのだけど
人に言えたならそれは、あなたが本当にやりたいことです。
「自覚する」ということ
この女の子から聞いたこの言葉に何だかハッとした。
日々、いろんなことに興味は持つんだけれど
「私、今これに興味を持っているな。何で気になるんだろう?」と自分で自覚する。
これ、ちょっとやってみたいなーと思ったんです。
より行動に精度が増すというか。いいような気がするなー。
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三重大学工学研究科の教授 川口 淳さんのトークもめっちゃ面白かったというか
”人の心構えを変えないと災害で真に命を救えないと気づく”というベースがあるから
聴衆を「ハッ」とさせる場面がなんどもありました。
Memo
日本の面積は38万平方キロメートル。
これはもうほとんどの大人が忘れている。知ってても意味ないから。
でもこの面積は世界の0.25%なんだってことを知らされると「ハッ」とする。
数字が意味を持ち始める。
マグニチュード6以上の地震は、10年間で300回起きている。これは世界の2割
日本の人口は世界の20% (面積0.25%なのに、住みすぎやな!)
一年間で交通事故死者は60万人 これは100人中15人
がんの死者は37万人 これは100人中14人
空き巣 7万3000件 100人中9人
、、こういったものは、人はどういったものか実感があるから避けられるよう準備する。
しかし
なのに津市民で、寝室に地震対策をしている人、半分以下。
人は、ありえないことが起こると素直に受け入れられないので
非日常のことを別のところに置いておいて忘れる傾向がある。
感じ、考える力をこの100年で失っている。
結論のみを求めず因果関係を大切にすること
マニュアル主義に陥らないこと。
防災グッズも自分には何が必要か。
遭難時を想定しておく。
必要なものは人それぞれ違う。
川口さんは、東京で高層ビルでエレベーターに乗る前必ずお手洗いに行くとか。
もし災害が起きたらトイレに行けないまま閉じ込められるから。
地震、豪雨、卑劣な犯罪、見えない搾取の構造
この日本でこれらを避けて生きていけることって
奇跡なのか?と思っていたけど
やっぱり意識をアップデートしていくことが大事なんだなっていうことが
再確認できてよかった。
ジェイムズ・ヴィーチ: 詐欺メールに返信すると何が起きるのか | TED Talk Subtitles and Transcript | TED
これもめっちゃ面白くて声出して笑ってしまったー!!!
面白かったけど
休憩が30分くらいのが3回ぐらいあってめっちゃ長い。
あと企業ブースがいくつかあるんだけど、あんまり楽しめなかった。
食事が最後にあったみたいだけど、
13時スタートで食事が18時なんて最後までいれないよー
もう途中から、ビールでも飲みながら聞けるとうれしいけどなー
やっぱりどこか外国のクレイジーな雰囲気を体験してみたいなーと思った
英語!わからんけど!