Wonderful World

南アフリカ・ジンバブエの日々 海外協力隊

本「僕が見てきた中東、ヨルダン。」

青年海外協力隊として

ヨルダンという中東の国へ理学療法士 として派遣された方の本を読んだ。

 

協力隊関連の本って、なんかこうカタい本が多いと言うか

「読みたいなー」って思えるものに出会ってなかったけど、

年も近い先輩隊員の本!ということもあり、読み始めた。

 

「僕が見てきた中東、ヨルダン。」著者 鬼丸 武士さん

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 そもそものきっかけは、2018年10月。

私が、協力隊の訓練70日間で「任国研究」と言って

たくさんの先輩方(30人ぐらいだったかな?)が訓練所を訪ねてくださり、

お話を伺う機会があった。

 

その時に、著者の鬼丸さんは

ヨルダンの衣装を着て現れた。目立っていた。

こんなの

↓  ↓  ↓

www.instagram.com

衣装は彼にとても似合っているような印象を受けた。

彼の周りには人だかりができていて、

ぐいぐい攻めれないタイプの私はずっと待って、やっとの思いで一言二言交わし、

Facebookで友達になってもらうしかできなかった。

 

彼の満天の笑顔に惹きつけられ、その源を知りたくなった。

その秘密を知りたいのもあって、読み始めたかもしれない。

本に巻かれた帯に、そのヒントがあるような気がした。

 

「中学生の頃に抱いた夢を、大人になった自分が叶えてあげなければいけない」

僕は青年海外協力隊になるための準備を始めた。

 (「僕が見てきた中東、ヨルダン。」 帯より引用)

 

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 本の内容は

鬼丸さんが青年海外協力隊を受けて合格してからのこと、

中学時代のこと、現地での理学療法士しての活動や葛藤がいろいろ書かれている。

 

以下 感想

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本人にお会いしたこともあるせいか、文章はストレートな印象で

読みやすかった。

 

中東料理のフレッシュな表現が、ツボだった。

私の派遣国はジンバブエだけど

中東にすればよかったーって後悔したほど、笑。

(いや、実際には私の職種デザインで中東からの要請は皆無)

 

私は中東料理が大好きで、本場ってこんなんなんだって

安い屋台フードでさえも、垂涎だった。

 

美しい砂漠を見た後、人と言葉を交わしたくないぐらいの陶酔感。

行ってみたいなあと思ったし、そういう感じを味わいたいなあと思った。

 

そして私が知りたかった、著者の笑顔の秘密というのは

どうやら「中学生」がキーワードのような気がした。

 

著者が「青年海外協力隊」っていうのを知ったのは

中学の時の塾講師の授業中の雑談から。

その先生はとても興味深い話を勉強の合間にしてくれていたらしく、

面白い先生だったらしい。

 

その瞬間の気持ちというのを忘れずにいるって言うのは素敵だなーと思った。

人からこんなことを聞いたことがある。

自分が本当に好きなものっていうのは、中学生ぐらいに形成される。

中学生っていうのは、かっこ悪いぐらいバカ正直。

高校生になると、かっこつけ出す。

(人によって差はあるかもしれないけど)

 

そう、だから中学の頃の自分の夢を自分で叶えてあげる必要があるんだ。

そういうことに目が向けられる人は

きっと変わらずキラキラした笑顔でいられるんだと思う。

 

著者の理学療法士としての活動の部分も興味深く読んだ。

足が自由に動かせない小さい子供のリハビリで、痛がる子供に無理やり動かさせる”せねばならない”方式が現場流。

著者は、それに疑問を感じ、遊びを取り入れてつい子供が足を動かしたくなる工夫をして、リラックスした状態で遊びながらの方が足はよく動くといった内容のことを書いていた。

これは、リハビリだけじゃなく、

どんなことにも通じることだなあと思って全身ワクワクし、共感しながら読んだ。

 

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そして、著者はこの本を持って

軽トラキャンパーに乗って

 日本のいろんなところでヨルダンの魅力を体験談として、色んな人に伝えている。

本の続きは、彼の人生を持って体現していくと言うことらしく

to be continued...

 

語学に追われる訓練中に、先輩の体験談を活字として読み

新しい世界を知る喜びやそのカラフルさに、少し心がほぐれて、心地よくなった。

私も本、書きたいと思った。

 

本の購入はこちらからできます

grario.thebase.in

 

 

 

 

 

 

想定外は、想定内ージンバブエ出国延期になるー

いよいよ、青年海外協力隊としてジンバブエへ派遣される。

 

1/16の成田から、エチオピエア経由でジンバブエに向かうフライト。

前乗りして関東入りしていた。

 

ところが1/15の夜21時半頃にJICAより連絡があり

出国を延期にするとのこと。

 

ジンバブエで燃料高騰に対してのデモが首都や各地で起きているからとのこと。

www.washingtonpost.com

 

ガソリンがUS$1.43からUS$3.31に上げられて、この価格は世界一高いらしく人民が反発。

道にレンガをバラ巻いたり、火をつけて通れなくしたり。

パトカーのタイヤに火をつけたりしている映像を見た。

逮捕者は数百人、悲しいことに、死者も出ている。

ガソリン約350円って嫌だよなー。 

政府はデモを広げないためにFacebookやWhatsappなどのSNSへのアクセスを禁止。

でも反社会勢力は、プライベートなネットの連絡網を持っていた

のだとか。

学校も休校。

 

自分たちの生活のために死に物狂いになって戦う人たち、

どんな気持ちだろうか?

東京でぼんやりしている私、対照的である。

 

en.wikipedia.org

 

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 想定外は、想定内。

 

到着してからだったら、デモ巻き込まれる可能性は高いから

このタイミングで良かったと思う。

 

でも波のようなもので、今はおさまったけど

今後もいつだって高波になる可能性はあるということ。

 

怖いなあとは思うけど、デモが起きたからといって行かない理由にはならない。

実際、今ジンバブエに行ってる方が

とても平和な写真(ジンバブエ人一家と楽器を演奏する姿)を

Facebookにアップしているのを見た。

(この後Facebookへのアクセスが遮断されたのだけど)

 

不穏な空気は一部だけで、ニュースになるのはその部分だから

すべての場所が危険なわけではない。

争いたくない人が大半なはずである。

 

とりあえず、東京から実家へ帰り

インフルエンザも流行っているので自宅にこもります。

疲れた。

日本を出る前にやりたかったこと2つ in 東京

いよいよ、ジンバブエへ出発。

 

成田からのフライトなので、東京へ。

 

成田へ行く前に、古い親友に会う。

私の出発前にやりたいことにも付き合ってもらう。

 

やりたいこと、1つ目!

美味しい南インドカレーを食べること。


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東京駅には私の大好きなカレーのお店、ダバインディアがある。

しかし、知り合いのインド通によると、

こっちのがおすすめってことで教えてもらった

ダクシン

ここで南インドミールスをいただく。

右にある、薄く巻かれたのがドーサ。

これにつける白いすっぱいソースがめちゃ美味しかった。サラダとも合う。

お腹いっぱい、コスパもいい。美味しかったなあー。

 

やりたいこと、2つ目。

カラオケに行くこと。


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年末に沖縄 石垣島に行ったので、思わず沖縄のアーティストの曲を入れる。

あー私の沖縄ロスが、紛らわせれる!

美しい映像ありがとうございます!


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こレは竹富島かなあー。

BEGINの「島ぬ宝」

MONGOL800琉球愛歌」

最高ですね。

その後は、麗しの90年代の曲をたくさん入れて

ティーンエイジャーに戻った。

T.M.Revolutionの「LEVEL4」歌ってレベル上がった。

友達が X JAPANの「Rustic Nail」を歌ってくれてスッゲー元気出た。

 

締めはこの曲。

 

youtu.be

あーええ曲やな。

終わりにふさわしいね。

 

おめでとうを言わない間に

忙しない年末の

「本年はお世話になりました」「よいお年を」

「来年もよろしくお願いします」を繰り返したら

年が明けて

「あけましておめでとう」「良い一年になりますように」がツラツラと繰り返される。

リアルもSNSも忙しい。

 

去年の大晦日

姪っ子と香港ディズニーランドに行った。
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晦日になっても「メリークリスマス!」て言ってるぐらいの緩さが

ちょうど良かったな。

ミッキーは、広東語も英語も喋りよったし。

ダンサーの人種にも多様性があって、さすが香港!と思ったのでした

 

ただ、お正月、

血縁というだけで

いろんな価値観のぶつかり合いがあるから

さまざまな感情が噴き出してくるのは仕方ないこと。

そこから学ぶことも多いにある。

 

去年は、兄家族の価値観や、香港のギラギラ感にヤラれてしまったので

今年はそれらに触れずに静かに過ごせている。

 

おめでとうは、言わない。

その間に今年の鼻血リスト100個したためる。

鼻血リストというのは、

今年やりたいなー叶ったら鼻血もんやなーていうリスト。

 

今回は、それを2019の年末かのように

叶ったところをイメージして書いてみるという実験をしてみる。

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誰にも見せないことが大切。

ニヤニヤしながら本日かきおえます。

 

周りに流されず

自分のペースでいこう

2019年も最高の年だったな (終了笑)

 

 

2018年振り返り。

【オーストラリアお話会で出会ったみなさんありがとうございました】

 

いつも年末年始感から逃げたくて、

旅行してることが多いのですが(このトリップ感がたまらなくいい!)
今年は早めの石垣&竹富島トリップ(めっちゃよかった!)を終わらせ、

2018年を振り返りました。

 

今年はオーストラリアのお話し会と称して
全国10か所で系70-80人の方の前で自分の体験してきた3つの暮らしのお話しをしました。

 

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お金を持たずに暮らすキリスト教のグループ、アボリジニーのワイルドな暮らし、環境に優しいシステム使って暮らす村。

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「豊かさとは何か?」この漠然とした問いの答えはまだ探し中ですが、
日本のいろんな小さな町から都市の10か所をまわることが、
私の日本での暮らし研究となっていったのでした。

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私の話を聞きに来てくださった各地のみなさん
お話し会の場を企画、貸してくださったみなさん
来れなくても応援してくれたみなさん
この場を借りて、本当にありがとうございました。
沢山のフィードバックもありがとうございました。

 

安心、安全な場所で言いたいことが言えるというのは、
私にとって、とても大切なものだと感じています。

 

来年からはジンバブエでの生活が始まるわけですが、
今の所、興味があるのは、昔からある、精霊とつながるスピリチャルな楽器ムビラ、あとは歌を歌いながら農業をする人々とか、途上国で生きる逞しさを肌で感じてきたいなーと思っています。

 

今度は”本”の形でまとめたいなーと今からぼんやり考えています。伝え下手なので、もっと伝わるように。

新しい希望の年の始まりに向けて

 

 

終了したお話会-------------------------------------------
1/18 お話会 in ハラフワティ(愛知県名古屋市
2/21お話会 in Studio As (三重県松阪市)
3/31お話会 in カフェヴァンサンヌドゥ(愛知県名古屋市
4/1お話会 in 草源カフェノハル(静岡県榛原郡川根本町)
4/26 お話会 in ゆるりがもり(愛知県半田市
5/28 長野県塩尻市 市民センター
6/16 北海道札幌市 フェアトレード雑貨&レストランみんたる
7/1 兵庫県芦屋市 芦屋市民センター 304号室
8/24 新潟県上越市市民センター会議室
9/6 三重県津市(個人宅にてプライベートお話会)
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石垣フード

 

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八重山そば@明石食堂

ソーキソバより麺が細くて丸くて黄色い。

おいし。かまぼこものってる。


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石垣牛の握り

絶品の刺身たち

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もずくの天ぷら ウコン塩
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さんぴん茶という名のジャスミンティ

沖縄で飲むと美味い。美味すぎる。

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油みそおにぎり@ファミリーマート

おにぎらずの形のスパム、卵、みそ

コンビニのおにぎりなんて普段食べないのに

ためしたくなる不思議


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定番タコライス@puffpuff

海見ながら最高のカフェめし

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午後から売り出す刺身屋の魚フライ

フィッシュアンドチップス的な。

止まらない!!

 

居たい場所にいること 石垣島

 

「リラックスする」というのが

私にとっては難しい。

なので、強制的に自然に身をおいてみる。

石垣島へ。

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絶叫!きれいな海。

見たことない透明さ。

透明、水色から濃紺への完璧なグラデーション

 

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不調だった体調も復活!

なんで、ビーチサンダル持ってこなかったのか、めちゃくちゃ悔やまれる。

海水セラピーである。

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このあと

砂浜から
きらきらを目印に水晶を掘り出すのにはまる。

 

 

石垣移住者たちの話をいろいろ伺って。

居たい場所にいるって大事だなと思った。

 

彼女は何度も

「なんでみんなここに住まないんだろー」と言った。

9年前旅行で石垣に来て、住みたくなって移住した彼女。

美しい海を前にして、まるで初めて見るみたいに感動してた。

 

いつもやりたい仕事、会社、給料、親のしがらみで

土地を選んできたような気がする。

 

もしそんな制約がなくて、何を選んでもいいとしたらどうする?

 

仕事は二の次、居たい場所にいることで、なりたい自分になれるのかもしれない。

そして、そんな素直な自分が

居たいと思える人と居るのが心地いいのかもしれない

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12月なのに真夏日。28度のアイス日和。

ダブルのアイスクリームって

なんでこんなに可愛いんだろう?